
40代主婦komieです。
私は捨てるのが苦手なので、「捨てるのはもったいない」と思ってしまったり、「なんとか工夫して着られないだろうか?」と考えてしまいます。
小さなことからお裁縫や手作りが好きだったこともあり、つい気軽に「リメイクをしてタンスの肥やしを復活させよう!」と思ってしまうのですが、最近はそのリメイクにいろいろなストレスを感じるようになりました。
私のリメイクの成功例と失敗例(断念例)を紹介しながら、今後のリメイクについてや洋服の処分について考えていこうと思います。
成功例:ウエストゴム部分をリメイク
しまむらで買ったガウチョパンツとマキシスカートのウエスト部分をリメイクしました。

どちらも900円だったプチプラのボトムスです。気心地はいいのですが、ウエスト部分が苦しいのです。

私が太ってしまったせいもありますが、ゴムが太すぎるのが苦しい原因でした。

ウエスト部分をリッパーでほどいて太いゴムを取り出し完了。ウエスト部分を一折りしてゴム通し部分を縫い、細いゴムに替えました。

これで楽ちんになりました。グレーのガウチョパンツのほうは冷房対策なる長ズボンの部屋着として復活。黒のマキシスカートのほうは子供とプールに行くときに活躍。ロングスカートを履いていくと着替えがしやすいですよね。
このリメイクはタンスの肥やしが復活したので、成功だったと思います。
失敗例:スカートのリメイク途中で3年放置!
リメイクしようと思っていたのに、作業が進まないまま放置されていた服があります。
元々はコーデュロイパンツでした。裾がブーツカットなのが時代を感じさせます。ブルーカルトというブランドのもので、アウトレットで買っても5000円くらいしました。

昔は2~3万円のデニムが人気がありましたよね。私もまだ「セブンなんちゃら」というデニムを1本記念にとってあります。ブランド名すら正式に覚えていないのに、もったいなくて捨てられないのです(苦笑)。
デニムパンツをほどいてスカートにリメイクするというに凝っていたことがありまして、このコーデュロイパンツもスカートにする予定でした。

あとは裾を縫うだけという状態までいっていたのに3年以上も放置です。
一番の原因は3人目を出産したことですね。目が回るほど忙しくなりましたし、気持ちに余裕がなくなりました。さらには体型も戻らずリメイクを完成させたとしても確実に履けません(苦笑)。
それでも捨てられずに持っていたのですが、やっとリメイクを断念して捨てることができました。
↓ しまむらでこれを買ったおかげです。

参考 しまむら購入品◆キャメルのCLOSSHIコーデュロイスカート【冬物処分セール値下げ品】
リメイクしていたスカートと色も形もそっくりだと思いませんか? リメイクした方は裾が三角のデザインになるのですが、それぐらいしか差が見つかりません。
しまむらで買ったスカートは300円という驚きの処分価格でしたし、ストレッチが効いていて動きやすいのです。リメイクしていたスカートはストレッチもなく、ウエストも入るかどうかわかない状態。
すっかりリメイクを続けて完成させる気力がなくなりました。思い切ってポイっと捨ててしまう決心ができました。
以前にデニムパンツをスカートにした時の記事はこちらです。
参考 デニムパンツをスカートにリメイク◆ブルーミニ丈とグレー膝丈

リメイクしたスカートはたくさんはきました。デニムパンツをスカートにリメイクした例については、成功例と失敗例が混在する結果になりました。
失敗例:子供服をバッグにリメイク中に放置!
長男が着ていた子供服もリメイク途中に断念しています。

モデルになってもらったのは当時2歳になったばかりの3番目(次女)です。ニュアンスのある茶色の生地と裏側のボーダー柄がお気に入りでした。
この茶色が長女の好みに合わず、長男のおさがりは着たくないと言い出したのがリメイクのきっかけです。女の子はかわいい服を着たがりますからね。
捨てるのはもったいないので、分解してバッグにリメイクしようと思い立ちます。

裏返してから縫い目に沿って裁断しました。そしてフード部分は巾着袋に、身頃部分はバッグにすることに。

取っ手を付ればバッグになるという完成直前までリメイク作業をしました(矢印部分)。でも、思ったような完成度にならず、「このバッグを使うかな?」と思ってしまったので、作業が続かず放置です。
バッグはたくさん持っているし、リメイクしてまでバッグを増やす必要もなかったなと思うように。結局リメイク途中で断念して、処分してしまいました(苦笑)。
まとめ
私の場合、リメイクしようと思い立つのは「買った時に高かった服」や「素材が気に入っている服」などいろいろです。
コーデュロイパンツをリメイクしようと思ったのは、後ろ側のポケットが可愛かったから。

花柄がパッチワークされているのです。女性は裏地がかわいいとか、小さな部分に魅かれてしまいますよね。小さい部分にこだわっていると、リメイクしたい服はどんどん増えてしまいます。
子供服をバックにする計画が失敗したのは、「子供服をリメイクする」ということに憧れていただけだったからだと思います。本当に必要で使うものでなければ、リメイクすればするほど時間の無駄です。
以前はどうリメイクするのか考えるのも、作業するのも楽しかったのは事実。でもリメイクしたい服がたまってくると「早く作業を進めなければ」とストレスを感じるようになってしまいました。
さらに、お裁縫をする時間の余裕もなかなか作れません。子育ても落ち着いてきたので時間が本当にないというよりは、私の中でお裁縫の優先順位が下がってしまった結果です。
プチプラ服を買うようになって、リメイクするより買ったほうがいいと思うようになったというのもあるかも。
リメイクは成功例もあるけれど、失敗例もたくさんあります。お裁縫の作業自体を楽しめないのであれば、わざわざリメイクしてストレスをためるのはもったいないです。
今までの洋服の断捨離やリメイクの経験から注意したいことをまとめてみました。
2. リメイクしようとして1年経過したものはあきらめて処分する。1年以内にリメイクして使いたいと思うものを厳選して作業する。
3. リメイクしたい服を保管する場所、スペースを決める。それ以上は保管せずに、処分を先送りしない。
4. リメイクの作業は単純なものに限る。面倒なことは実行できない。デニムパンツのリメイクは縫い目をほどくのがとても大変なのでもうやらない(笑)。
リメイクをしようとして作業が進まない時点で、大して必要がないものを作ろうとしていることが多いのです。
事実、成功例で紹介したウエストゴムのリメイクはすぐに着たかったので、思いついてから1週間ぐらいで作業が完了しました。作業内容も単純でしたしね。
リメイクしようとして取っておくことは、「洋服の処分を先送り」しているだけなのかもしれません。これからは気軽に「リメイクをしよう」と思いつくのはやめようと思います。
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